健康保険で認められている詰め物は、国が指定した詰め物が対象です。健康保険で賄えるので安価ですが、私たち歯科医師から見ると決してその性質がとても優れているとは言い切れません。特に保険の金属の詰め物は経年的な劣化を生じ歯と金属の隙間から虫歯になったり、唾液によって浸食され写真のように金属の成分が歯に移ってしまい歯が黒くなってしまいます。特にアレルギー体質の方は金属アレルギーも心配です。
当クリニックの口腔内カメラで今入っている詰め物をチェックしましょう。気づかない間に劣化しているかもしれません。是非ご相談ください。
またセラミック修復など、金属を使用しない修復にも力を入れています。お話頂ければ丁寧にお話させて頂きます。
2016年10月2日 カテゴリ：症例 and tagged かわしま歯科クリニック, 保険の範囲内, 口腔内カメラ, 歯科相談, 白いかぶせ物, 白い詰め物, 相談, 虫歯, 詰め物変色, 銀歯, 黒い
上の奥歯にできた虫歯です。写真では歯の全体像が見えていますが、通常上の奥歯は頬が密着しており、なかなか自分では手鏡などで確認できない場所です。御覧の通り小さい虫歯かなと思っても、歯の内部でかなり進行していました。これは肉眼でも、例えば一般的な歯科検診では見落としてしまいがちですが、当クリニックの口腔内カメラを使えば発見することができます。
歯科検診を受けたが心配な方、奥歯の隅々までチェックしてみましょう。ぜひ一度ご相談ください。金属を使用しない白い詰め物(ノンメタル修復)で治しましょう。
2016年9月24日 カテゴリ：症例 and tagged ノンメタル, 修復, 口腔内カメラ, 歯科検診, 白い詰め物, 虫歯
虫歯がないかチェックして欲しい。と来院されました。いつも通り口腔内カメラで１本１本確認していると、見つけました金属の隙間です。勿論ご本人に症状は全くありません。肉眼では見逃してしまうほどの隙間です。ご説明した後に処置を望まれましたので金属を全て除去してみました。下の写真をご覧ください。部分的でなく全体に虫歯(黒い部分)が広がっています。今回は金属のやり直しで済みましたが、気づかずに放置したら歯の神経の処置をしなくてはならなかったかもしれません。
もう一度言いますが肉眼では見えない虫歯です。金属の詰め物が入っている方は是非一度ご相談ください。口腔内カメラでチェックしましょう。
2016年6月1日 カテゴリ：症例 and tagged 保険の範囲内, 口腔内カメラ, 白い詰め物, 虫歯, 金属の隙間, 銀歯, 黒い
数年前に治療した金属の詰め物の劣化です。患者さんもどうせやり直すなら、白い詰め物の方が良い…との事だったので、保険でできる白い詰め物で治しました。この場合は型取りすることなく、歯に直接詰め物をする方法で修復できますので、時間にすると５分程度で終わります。歯の溝と凹凸を再現することによってリアルに修復することができます。
数年前に治した歯は、当クリニックの口腔内カメラで細かくチェックすることができます。ぜひ一度ご相談ください。
2016年5月26日 カテゴリ：症例 and tagged かわしま歯科クリニック, 保険の範囲内, 口腔内カメラ, 白い詰め物, 相談, 虫歯, 銀歯
神経を取った歯が噛んだ時に痛かったり、ずいぶん前に治療した歯が痛んだら、歯の根っこの病気かもしれません。左のレントゲン写真で赤い矢印に囲まれた部分をご覧ください。根っこの先が黒くなっているのが分かると思います。これが根っこの病気❝嚢胞❞です。単純に膿の入った袋だと思って下さい。この嚢胞は骨に囲まれた部分に発生しているので、大きくなる時に激しい痛みを生じます。差し歯の部分を外してみると、黄色い矢印のように膿が歯の中から大量に出てきます。
あまりにも根の先の膿の袋が大きくなり過ぎると、歯を抜歯しなくてはなりません。身に覚えがある方は是非一度来院していただき検査しましょう。お待ちしております。
かわしま歯科クリニックでは、お子様の治療や根の治療、虫歯の治療において、
‘ラバーダム’と呼ばれる『ゴムのマスク』のような物を使い治療を行うことがあります。
ラバーダム防湿法は、ゴムのマスクに小さな穴を開けて、そこに治療する歯を出し
金属製バネ(クランプ)で歯を固定する方法です。
お子様は一般的に唾液の分泌が多く、お口の中が小さいので歯科器具による
ケガを防いだり、治療の正確性を増す為にラバーダム防湿を行っています。
？？ なぜゴムのマスクをするの ？？
＊歯を削る機械が、お子様の唇・頬・舌を傷つけたり、小さな器具を誤って飲み込む事故を防ぎます。
＊治療する歯だけが露出されるので、施術野が明瞭になり、虫歯を削ったカスやお水を飲み込むのを防ぎます。
＊術野に唾液や湿気が浸入するのを防げるので、虫歯を治す際に用いるセメントを確実に接着させることができ、根の治療を行う際には細菌などの汚染を最小限に抑えることが出来るので、治療の確実性が増します。
2016年4月21日 カテゴリ：症例 and tagged かわしま歯科クリニック, ゴムのマスク, ラバーダム, 子供の治療, 舌の傷, 虫歯, 防湿
銀歯がとれてしまいました。銀歯をかぶせていた土台の部分が見えてしまっています。患者さんは銀歯が笑っているときに目立ってしまうのを気にされていたので、白い歯で治しませんかと提案させていただきました。
『でも奥歯だし、白くしたら保険が効かないんじゃないの？』
『条件にもよりますが、保険で白い歯を治すことが可能なのです。』
当クリニックではなるべく金属を使わない治療法を提案させていただきます。金属が気になって思いっきり笑えない、人に見られているのではと気にしてしまう方は是非一度ご相談ください。
歯と歯の間に物が詰まる。という訴えで来院されました。ご本人は詰め物をすれば１日で治療が終了すると思っていらっしゃいましたが、私は虫歯を見て「歯の神経を取らなくてはいけないかもしれません」とご説明しました。その話を聞いて大変驚いていらっしゃいましたが、虫歯を除去した後の写真(右図)を見て納得してくださいました。
幸い歯の神経を除去することなく、綺麗に白い詰め物で終える事ができました。(下図)
虫歯は見た目の大きさと中の進行具合は必ずしも比例しません。見た目が小さくてもひどく進行しているものもあります。虫歯になってしまったら小さいうちに治すが基本です。なかなか自分では発見できないので当クリニックの口腔内カメラで診断してみましょう。
2016年3月7日 カテゴリ：症例 and tagged かわしま歯科クリニック, 口腔内カメラ, 歯の神経, 白い詰め物, 虫歯
虫歯が大きいと歯の神経を取らなくてはいけない可能性が出てきます。
この患者さんは冷たい物が長い間滲みていたそうですが、ずっと我慢して、最近は夜歯の痛みで目が覚めることがあったそうです。見てみると虫歯が歯の神経に達しており、やむを得ず神経を除去しました。右の写真の３つの穴は歯の神経が入っていた管です。
歯の神経を除去すると、歯の強度が下がり、確実に歯の寿命は短くなります。歯にとって神経はとても大切なものなのです。
痛みが出る前に、虫歯が小さいうちに修復するのがベストです。小さい虫歯は自分で見つける事は困難なので、是非一度ご相談ください。
2016年3月4日 カテゴリ：症例 and tagged かわしま歯科クリニック, 歯の寿命, 歯の痛み, 歯の神経, 虫歯
