予防歯科
大人もフッ素始めましょう
歯科クリニックでしかできないフッ素ケア
フッ素イオンによる歯のコーティング法
歯の表面は硬いエナメル質で覆われています。このエナメル質を虫歯菌に負けない頑丈な状態に保つことが虫歯予防にはとても重要です。
乳歯が抜けて、生え変わった直後の永久歯はエナメル質がとても柔らかいので、フッ素を表面に塗布するだけで浸透し、効果を得ることができます。
しかし数年たつと歯の表面が成熟しフッ素を塗っただけでは浸透しません。
フッ素を電気的に分解しイオン化させることで歯の表面に吸着させ、エナメル質の表面にフッ素のコーティングをします。
成人の方の虫歯の予防にはもちろんですが、知覚過敏にも有効です。
Q.なぜフッ素イオンで歯が丈夫になるの?
A.フッ素が歯をコーティングしてくれるからです。
フッ素は歯に取り込まれると、酸に強いフルオロアパタイトを形成し、歯をむし歯に強い丈夫で健康な状態に保つことができます。
ご家庭でフッ素入りの歯磨き剤や、洗口剤などを使用して歯にフッ素を取り込むこともできますが 、フッ素イオン導入器を使用してフッ素をイオン化させることで、通常歯には取り込まれにくいフッ素を、より効果的に取り込むことができます。
フッ素イオン導入法とは?
フッ素イオン導入器を使用してフッ素をイオン化(マイナス極性)、また歯をプラス極性化させ、プラスとマイナスの引き合う力を利用して、フッ素を 歯に取り込ませます。イオン導入を行うことで、通常より多くのフッ素を、歯の隅々にまでしっかりと取り込ませることができます。